NFTとは?VTuberにもたらす可能性や実用例を解説!
2024.07.29近年、投資界隈で大きな注目を集めている「NFT」。
特にデジタルアーティストの間で話題となっていますが、一体NFTとは何なのでしょうか?
本記事ではNFTの基本的な仕組み、エンタメやアート領域での活用事例。
そしてVTuberなどの活動者が利用した際の可能性や実用例を解説します。
NFTとは?
NFTとは「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と訳されます。
従来のデジタルコンテンツ(画像データや音楽データ)は自由に複製可能して再配布することができました。
一方でNFTはデジタルコンテンツと保有証明書を紐づけることができます。
従来のデジタルコンテンツはコピー複製し放題で権利保持者の概念などありませんでしたが、NFT化することでコンテンツに発行枚数や所有者の概念を持たせることができます。
この機能が推しかつグッズと相性が良く、デジタルコンテンツにも希少性を持たせて購入者限定のプレミア特典を付与することが可能になります。
NFTの仕組み
NFTはビットコインと同じようにブロックチェーン技術を利用してデジタルアイテムの所有権を証明します。
これにより、デジタルアイテムのユニーク性と所有権が確保され、複製や改ざんが不可能となります。
NFTの用途と事例
NFTは以下のような多様な分野で活用されています。
アート
デジタルアート作品がNFTとして販売され、高値で取引されています。
デジタルコンテンツに希少性を持たせられる特性、インターネットが普及していれば半永久的に作品が失われない永続性の観点が注目を集めています。
音楽
ミュージシャンが楽曲をNFTとして販売してファンに直接届けることが可能です。
レコードやCDが世界中で流通したように音楽を視聴する権利をNFT化すればデジタルで音楽コレクションを楽しむことができます。
また、海外では音楽の原盤権をNFTとして販売。
株の配当のように音楽の印税を受け取れるサービスも注目を集めました。
ゲーム
ゲーム内アイテムやキャラクターがNFTとして取引として扱うことができます。
希少性を持たせてプレミアアイテムやスキンを販売したり、ファン同士でトレードが可能になります。
トレーディングカードと近い特性を持つため、ゲームアイテムを転売で稼ぐことができるNFTゲームが注目を集めました。
VTuberとNFTの相性
NFTはVTuberの新たな収益化の手段となり得ます。
希少性のあるグッズを販売したり、暗号資産投資のように投資的にリスナーにNFTを購入してもらえる可能性もあります。
VTuberはイラストやシチュエーションボイスなどをNFTとして販売でき、購入した証はブロックチェーンに刻まれます。
これは最古参の証明になり、新規のリスナーに配布したり2次販売すればファン同士のコミュニティ活性化にも繋がります。
VTuberがNFTを始めるなら?
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まとめ
NFTはVTuberにとって新たな収益化の手段であり、ファンとのコミュニケーションを深める可能性を秘めています。
まだ実用段階の技術ではありませんが、NFTは巨額の投資がなされている技術領域なのでネット活動者として触れておく価値はあると思います。
また、メタバースとも相性が良いので大手VTuber事務所のメタバース事業に対して先行優位を取れる可能性もあります。